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仮想化入門(定義・機能・構成)

Posted on By lijun

仮想化入門(定義・機能・構成) http://edu.51cto.com/center/course/lesson/index?id=80133 の勉強メモ 下記の内容が含まれいている

  1. 仮想化とは何か?
  2. 勉強用vSphereの環境構築

1. 仮想化とは何か?

1.1 仮想化を使う理由

  • 仮想化前と仮想化後

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  1. 仮想化前:
    1. OSはハードウェアの関係が緊密
    2. 1台のPCで同時に動けるのは1つOS
    3. CPUの利用が不十分
    4. 物理的にPC用のスペースが大きい
    5. 電力も結構使う
    6. メンテナンスも面倒
  2. 仮想化後:

image 1. OSはハードウェア無関係 2. 1台PCで同時に複数のOSが動ける 3. CPUの利用率が上がる 4. 物理的にスペースが節約 5. 電力も節約 6. メンテナンスも楽

1.2 仮想化を使ったら、こんな素晴らしいことができる

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  1. VMware vMotion/DRS(Distributed Resource Scheduler)
    1. vMotion は、起動している仮想マシンをシャットダウンすることなく、動かしたまま別の物理サーバに移動する機能です。
    2. VMWareではDRS「VMware Distributed Resource Scheduler」を使用して仮想環境の負荷状況により自動的にvMotion(仮想マシンの所属するホストを変更)を実行して各vSphereホストの負荷を均等に保つことが可能です。
  2. VMware HA(High Availability) vSphere HAは、ホスト障害により止まってしまった仮想マシンを他の正常なホスト上で再稼働する機能を提供します。
  3. sVmotion、ホストの中断無し、仮想マシン(実はVMファイル)をストレージAからストレージBへ移行できる。

なんでこんな素晴らしい機能できたのか、下記の仮想基盤の全体像をみてみよう image

業務アプリやデータベースなど、実際にホストに存在していなくて、各ホストの共有ストレージに保存されています。例えホスト1が障害で動けなくなったら、vMotion機能が起動されて、元々ホスト1で動いているアプリとOS(VMごと)が他のホストへ移行されて、実行用ホストが変わるだけです。(実際のOSやアプリがそのまま共有ストレージに存在)

共有ストレージが機能実現のキーポイント、ストレージの知識がないと仮想化の勉強が大変!! (vSphere ClientでVMの移行という機能があります、仮想マシンを選択して、アクション⇒移行で指定されたホストへ移行できる)

また、VMの実行ホストの移行以外に、VM自身保存されているストレージの場所も移行できます。 image

1.3 vSphereって何?

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VMware vSphere は、クラウド インフラストラクチャの構築に最適な先進のサーバー仮想化プラットフォームです。仮想マシン機能を提供するVMware ESX/ESXiと、管理機能を提供するVVMware vCenter Serverを中心に、下記のような製品やオプション機能から構成されます。

名称 機能概要
VMware ESX ハイパーバイザー
VMware ESXi(VMware vSphere Hypervisor) ESXの基本機能に限定した無償で使用できるハイパーバイザー
VMware vCenter Server(VMware VirtualCenter) 複数の仮想化システム(ESX/ESXi)を一元的に管理運用できる機能
VMware vSphere Client VMware ESX/ESXiやvCenter Serverを操作するためのアプリケーション
VMware VMFS 複数の物理マシン(ESX/ESXi)からの共有も可能な、クラスタ対応の独自のファイルシステム
VMware vMotion 稼働中のゲストOSを、他の物理マシン(ESX/ESXi)に手動で引継ぎできる機能(ライブマイグレーション)
VMware HA 稼働中のゲストOSを、物理マシン障害発生時に他の物理マシン(ESX/ESXi)に自動引継ぎできる機能
VMware FT 物理マシンの故障時における仮想マシンの継続性を実現する機能
VMware DRS 物理マシンリソースのゲストOSへの、動的な割り当てとバランシングができる機能
VMware vSphere Data Protection 稼働中のゲストOSのバックアップができる機能

物理ホストとVMの間に存在しています、物理ハードウェアの差異などを消化して、VMが下層のハードウェアを意識しないように動けます。